まず、絵が良い。ほのぼのとさせる。リアルな「熊」にはほど遠いが、くま君の動きなど描かれている部分に嘘臭さは感じられない。そして、挿入されている言葉がまた良い。歯切れ良く、見開き1ページにつき一文。子供は、次々変わる絵と、その文章のわかりやすい展開に、夢中になる。
お風呂にいっしょに入り、「いーち、にー」と、数を数えるシーンがある。我が子が初めて、絵本を読んでいて一緒に声を合わせて「いーにー」と言い始めたときは、感動ものでした。 日常の出来事だけど・・・。日常の出来事ですが、だからこそ、子供は身近に感じるようです。特別なおふろでの出来事ではありません。くまくんが泥だらけになって帰ってきて、パパとお風呂にはいり、どこの家庭もやっているであろう、数を数えておふろからあがり、自分でパジャマを着ます。
文章に書くとなんのへんてつもない物語ですが、1ページの文字数も少なく、本には1歳半からと書いてありますが、早いお子さんなら1歳のお子さんからでも楽しめるような気がします。絵は、色鉛筆で書かれたようなとても優しいタッチの絵です。お風呂嫌いなら、なおさら、お風呂好きなお子さんにもおすすめの1冊です。
「おさじさん」っていう言葉の懐かしい響きがいいです。そして、この本に出てくるおさじさんは、まるでヒーローのようなのです!たかがスプーンなのに。松谷さんは、日常の平凡な一こまを切り取ってストーリーに仕立てる天才ですね。お子さんに向けて語ったお話が元になっているそうですが、お子さんへの愛情を深く感じます。読み聞かせる私も、とっても楽しめます。全く同じ内容の紙芝居もあり、こちらもオススメ。 すごい娘が3ヶ月の頃から読み聞かせていました。まさに名著です。絵本は子供が読むものでもない、大人が読むものでもない、絵本は大人が子供に読み聞かせるものです。まさにそれがこれです。「おさじさん」は一番最初に読み聞かせる絵本です。 出産祝いにお薦めです。この本は友人に子供が生まれると必ず送る定番の絵本です。「ふーふー」言いながら食べるシーンでは小さな子が一緒になってフーフーしてると聞くと、とても可愛いです。出産祝いでエプロン&スプーンを一緒に送ったり、赤ちゃん食器と一緒に送ると、すぐ使えて喜ばれます。赤ちゃんがいるとなかなか本屋でゆっくり絵本を選べないと聞くので、
初めての絵本を探していらっしゃるお母様にもお薦めです。
その後、思考錯誤しながら色々と絵本を買ってみて改めてこの本について思うのは、絵本の紙が薄いなぁという事。赤ちゃんの間は絵本も口の中に入れるので、ちょっと目を離した隙に紙が涎で溶けて、口の中に入ってしまった事が。以来、ちょっとやそっとじゃ溶けない、破けない、少々厚手の紙の絵本を選ぶようになりました。
確かに絵はカラフルだし、何を買っていいのか解らなかった時に目に飛び込んでくるこのタイトル。・・・損では無かったとは思いますが、得だったとも、凄く良かったとも思えない。下描きの鉛筆(?)の線が印刷に思い切り反映されてたりするのも何だか気になる点のひとつです。タイトル勝ち? わかりやすい子供は4ヶ月なので、どんな絵本がいいか分からなかったので題名で選びました。表紙にあまり色がなかったから中身はどんなんかなと思っていたけど、中はビビッドな色でハッキリ描かれていて、単純で絵本はじめには、とてもいい本だなと思いました。子供もジーッと絵を見つめたり、「ウー」と言ったり。
ページもたくさんあってお得な感じがします。
とてもお勧めです。 絵本代を節約したいならこの本はいないいないばあや食べ物を食べる仕掛け絵本の部分だけでなく、車や動物などの写真や簡単なストーリーの絵本など本当にたくさんの要素がつまった絵本です。あまり本をいっぱい買いたくない方などはこの本の部分部分を読めば他の本の数冊文の価値はあると思います。
ただ、少しページ数が多いため、1歳の赤ちゃんが自分で開いて読むには少し重いかも。読み聞かせにはいい本ですよ。
マンボウも大人が見てもおもしろい顔になってます。絵本のサークルでも人気でしたよ。うちのもボロボロになったので 今回絵本になっての登場は嬉しいかぎりです。
10ヶ月になった今では、ますます嬉しそうに笑っています。言葉のリズムが楽しくて、読んでいるこちらもウキウキするような絵本。親子揃って一番のお気に入りです。