子供の絵本店

良い本です
幼少時に読んだ一冊で、非常に印象に残っております。人の振り見て･･･というのを意識させる好書と思います。マンローリーフの他の著書は入手可能なものがありますが、ものみどりのこれは絶版で残念です。現在復刊ドットコムの候補リストに載っているので、復刊が果たせたら子供に買って読ませたいと思います。
ものみどりがきみをみてる
こういう事はしちゃダメだよ。という言う子が沢山出てきて、
ものみどりが見ています。

たしか「ゆびなめまぬけ」とか…。
ゆびをなめてたら大好きなキャンディーがお口に入らない。
みたいなお話が見開き毎に幾つも載っています。

ちょっと普通の絵本とは違う感じで、
幼稚園の時に読んだのに二十年近く経った今でも憶えています。

暗闇の不安がなくなる！
とても短いお話ですが、子どもの気持ちをよくとらえており、小さな子どもから楽しめます。
子どもの頃、夜明かりを消して寝床に入ると、目の前の押入に何かオバケでも潜んでいるようなそんな恐怖感を抱いたことはありませんか？
見た目はグロテスクだけど気の弱いオバケが登場するところに小さな息子は親近感を覚えるようです。

原書も読みましたが、今江さんの翻訳はセンスよくリズミカルにできており、絵と話しの雰囲気にぴったりです。