子供の絵本店

あのコアラに思いを馳せたくなる季節です
自分としてはお手伝いをしているつもりの、コアラ…。 なんとも迷惑そうで、それでいて親切なカンガルー。 子どもたちと何度本をめくってゲラゲラ笑ったことでしょう。 すっかり成長した彼らと絵本の世界を楽しむことは、もうありませんが、たまに私が、 「ねえねえ、南の島のコアラがネ…」と話し出すと、一応「うんうん」と耳を傾けてくれます。 幼子との愉快な日々、そして愉快な本でした。
落ちが・・・
とてもかわいい、憎めないコアラが想像でき、にっこりしてしまうのですが、それから・・・っと、盛り上がった最後のページを開いてがっかり。 クライマックスが、予想にない普通の締めくくりで、残念。絵本の面白さがない本です。
にんまり笑顔・ふっくらこころ
この本を買って読んでいたとき、つきあっていた恋人から取り上げられ彼が読み終えた後一言「このコアラって、お前みたいじゃん？」

「ぬ〜あ〜に〜！？」と怒るふりをしてみたものの、実は心の中では私もそう思っていた。なんで南の島のサンタクロースは役に立たない（実は邪魔ばっかりしてる）コアラを助手としてやとっているのか。それはあなたがこの目で確かめてください。それは素敵なエンディングが待っています。子供さんへのプレゼントのみならず、倦怠期？の恋人たちにも、ご夫婦にもお勧めの洒落た一冊です。

もう全部大好き
エロイーズは相変わらずエロイーズです。

井上荒野さんの訳が
てってーてきにすてき！
徹底的にクリスマス！
ニューヨークのプラザホテルに仲良しのベビーシッターと2人で暮らすエロイーズ。街はクリスマス一色のイブの夜、ホテルもクリスマス一色にしようとエロイーズは大はりきり。フロア中を駆け回り、キャロルを歌ったりと大奮闘。弱冠６歳なのに、いっぱしのレディのつもりでいるエロイーズが可愛い。いや、もうすでにエロイーズは一人前のレディなのかも。