子供の絵本店

「どんな風にサンタ・クロースが世界中にプレゼントを配達するのを可能にすることを手伝ったのか」証言していくのです。

多くの有名人に混じって、アメリカの元大統領も登場。
毎年クリスマス時期に、サンタ・クロースの配達を邪魔しないように飛行機のルートを変更する

「サンタ・クロース協定」にサインするのはアメリカの大統領の非常に重要な職務のひとつである、と証言しています
こういうところがアメリカ人（いろいろ問題もあるけれど）のいいところですよね〜。

そういえば、世界初エベレスト登頂に成功したサー・エドモンド・ヒラリーも出てきて、重大な目撃証言をしているんです。

『信じることでハッピーになるなら、なぜ疑う必要があるの？　世の中は不思議なことだらけじゃないか』　
たぶん、本はそう言っているのだと思います。

文字が細かいので、小さな子供には読みづらいと思うけれど、
子供をもつお母さんが読んでお話をするには最高の本だと思います。
うちは毎年クリスマス時期に読み返しては、子供たちに話をします。

挿絵や訳しかたによって物語のイメージが大きく変わるんだなと思いました。

ターシャテューダーさんの挿絵で中村妙子さん訳の本と比べると印象が大分違うなと感じています。この本では翻訳文が数箇所、加筆、訂正されているようですが。

英語の詩と比べて読むとようく分ります。

ローラと弟のトミーは、遠い町のマルタおばさんの家に両親と車で出かける。
おばさんの家で、クリスマス・パーティをするためだ。

ところが車の故障でレッカー車に車を引っ張ってもらい、自宅に戻ることになてしまった。

トミーはがっかり。
ローラがいくら慰めても、だめ。

こういう時は一番上の兄弟はしっかりするもので、
感心してしまうが、
ローラは落ちていたもみの木を拾ってくる。

そして怪我をしていた星にローラが手当てをしてあげた、
「ローラの星」がリビングのもみの木に輝いた！！

トミーは大喜び！